2010年03月29日

<中国毒ギョーザ>家族思い、いい子だった…容疑者の両親(毎日新聞)

 【石家荘(中国河北省)鈴木玲子】「家族思いで、よく言うことを聞くいい子だったのに」。中国製冷凍ギョーザ中毒事件の天洋食品工場がある河北省石家荘市から南西約80キロ、南障城鎮の寒村に呂月庭容疑者(36)の実家がある。父(66)と母(61)は息子にかけられた容疑を信じられないといった様子で涙ぐんだ。

 むき出しの山肌が続く人口1000人ほどの農村。車も通れない山腹に呂容疑者の実家はあった。ガスも電話もなく、裸電球がポツリと一つあるだけ。老夫婦はトウモロコシ畑を耕し、年収2000元(約2万7000円)の貧しい暮らしだ。経済成長を続ける都会との落差は大きい。

 壁には十数枚の家族の写真が飾られ、父親似の細面で優しそうな呂容疑者が妻子と幸せそうに写っていた。天洋食品従業員と一緒に撮った写真もある。

 呂容疑者には姉(40)と妹(32)がいる。父親は「まじめで内気。学校も好きだったし友だちとも仲が良かった」と言う。

 地元中学を卒業後、数年間は畑を手伝ったが、20歳のころ、村にいた多くの若者と同じように石家荘に出稼ぎに出た。25歳ごろに出稼ぎ先で知り合ったという妻と結婚し、娘と息子を授かった。実家に帰省するのは国慶節(中国の建国記念日)と春節(旧正月)の年2回だけ。天洋食品工場の食堂の責任者として10年以上、妻とともに1日13時間も働いたが、月給は約800元(約1万円)。仕送りは一度もない。父親は「暮らし向きが大変なんだろう」と話す。

 妻子を連れて最後に帰省したのは10年2月の春節だった。「工場がトラブルで閉鎖された」と告げただけで仕事への不満や事件については一切語らなかったという。事件は報道関係者から聞いて初めて知った。耳と口が不自由な母親は事件を知った後は体調を崩しがちだ。村の中年男性は「そんな恐ろしい事件を起こすはずがない」と驚くばかりだ。

【関連ニュース】
中国毒ギョーザ:「殺虫剤3回混入」…詳細供述で逮捕
中国毒ギョーザ:発覚直後に在庫を投棄 天洋が証拠隠滅か
中国毒ギョーザ:罪名は「危険物質投与」 最高刑は死刑
中国毒ギョーザ:押収注射器に殺虫剤 特殊な極細針
中国毒ギョーザ:対日配慮か 首相相互訪問にらみ

嫡出子認定、判断先送り=性別変更者の人工授精−千葉法相(時事通信)
足利事件再審 判決要旨(4)(産経新聞)
患者・医療関係者らが理想とする「がん医療」を考える(医療介護CBニュース)
特別支援学校教諭ら逮捕=中1男子を買春容疑−警視庁(時事通信)
<JR不採用問題>雇用は難しいとの考え示す…JR東海社長(毎日新聞)
posted by クマクラ トシハル at 16:43| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。